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ザイオン、デビュー戦で4発のダンクを叩き込む!心配な欠場も

NOP

レブロン・ジェームズ以来の逸材とされるザイオン・ウィリアムソンが新人など若手中心のチームが出場するサマーリーグでデビューを飾りました

ザイオンのデビュー戦にはレブロンのほかアンソニー・デイビス、デマー・デローザン、ジュリアス・ランドル、ジュルー・ホリデー、PJタッカー、トレイ・ヤング、ロンゾ・ボール、ジョシュ・ハートといった現役バリバリのNBAプレイヤーが観戦に駆けつけるなど注目を集めます。ザイオン自身も試合前にデイビスと言葉を交わしています。

洗礼を浴びるザイオン

対戦相手はドラフトでザイオン獲得を狙っていたニューヨーク・ニックス。サマーリーグながらニックスはスターターに定着したケビン・ノックスが出場。64試合に出場したアロンゾ・トリアー、66試合に出場したミッチェル・ロビンソンなどすでにNBAに慣れているプレイヤーをスターターに並べました。

ゲーム開始直後、ザイオンはピックアンドロールからのロブパスに反応してアリウープを試みますが、パスがずれて失敗。ファールをもらって1つのフリースローを成功させます。ザイオンはこの日6つのフリースローを得ますが、決めたのは半分の3本。プレイスタイルからしてファールが増えるはずなのでフリースローはきっちり決めたいところです。

その後、スリーポイントは惜しくも外れ、プルアップはノックスにブロック、リバースレイアップもロビンソンにブロックされるなどNBAに慣れたプレイヤーから洗礼を喰らいます。

ザイオンショーが開幕

20-9となった残り6分でニューオリンズ・ペリカンズがタイムアウトを取るとここからザイオン・ショーが開幕です。

タイムアウト明けにペイントエリアでボールをもらい、反転してノックスからダンクを決めます。これが最初のフィールドゴール。

その20秒後、ツーメンゲームからカッティングでダンクを叩き込み、さらに10秒後には相手のフローターを圧倒的な跳躍力でボールを外に弾き出します。残念ながらテンディングでファーストブロックならず

そしてデビュー戦で最大のハイライトになったのが次のプレイ。ディフェンスリバウンドを取ったノックスの背後からスティール、というよりもボールをもぎ取る強奪プレイからダンクを叩き込んで会場を沸かせます。このプレイでザイオンはTwitterのトレンド入り。ついでにノックスもトレンドに入ってしまいます。

1Qの残り4.9秒で再び出場したザイオンはコーナーからのピックアンドロールで相手を振り切って再びダンクを決めて1Qは10得点を記録しました。

課題も見つかったデビュー戦

2Qは残り8分40秒から出場。かなりオープンで打ったスリーポイントはロビンソンにブロックされてしまいます。その後、相手の膝とザイオンの左膝が接触したことで大事を取って欠場しました。ベンチで左膝を冷やすザイオンの姿も見られましたが、深刻な怪我ではないものの明日のワシントン・ウィザーズ戦、つまり八村塁とのゲームには大事を取って出場しないかもしれません。

強烈なインパクトを残したザイオンですが、課題も見つかりました。シュートの軌道が低く、クイックで打てないためブロックを受けやすいこと。そしてフリースローの精度です。ただ、サマーリーグでデビューを果たしたばかり。出場時間も短いので結論づけるのは早いでしょう。

タイムライン

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