NBA、試合数削減や同カンファレンスでのファイナル、トーナメント戦など大幅変更か
かねてから噂されているシーズン中のカップ戦およびトーナメント戦の導入や試合数削減ですが、NBAインサイダーであるShams Charaniaが、NBAから各チームに送られた検討案を公開しています。
まだ検討であって確定ではないものの確定すれば大幅に変更される可能性があります。
まずは試合数の削減です。
今季はステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ケビン・デュラントなどオールスタープレイヤーの長期離脱者が続出したこともあって視聴者数が大幅に減少。近年は骨折や靭帯の損傷など選手生命に関わるようなケガ人も多く、レブロン・ジェームズやダーク・ノヴィツキーなどのトップ選手が試合数の削減を求める声を挙げており、リーグがようやく耳を傾けたのか82試合から5試合を減らして78試合にすることを検討しているようです。
試合数が削減されることで収入の減少が考えられますが、対策としてシーズン中に全チームが参加するトーナメント戦が開催されるかもしれません。
トーナメント戦の開催時期は11月下旬から12月中旬まで。優勝チームの選手には1Mドル、コーチに1.5Mの賞金が与えられるとのこと。年間で30〜40Mの年俸を手にするスタープレイヤーにとっては大きくない賞金でモチベーションは低いかもしれませんが、若手などのプレイヤーにとっては大きな金額です。サッカーのようにトーナメント期間は一部の主力を休ませるチームも出てくるのではないでしょうか。
プレイオフにおいては東西上位6チームが進出し、7〜8位をかけたトーナメントの開催も検討されているようです。プレイオフに進めないことが確定したチームのモチベーションが低くならないような対策とも言えます。
また、カンファレンスファイナルは廃止になり、プレイオフを勝ち抜いた東西4チームはレギュラーシーズンにおける成績を考慮して再度組み直しにすることで、ファイナルでは同じカンファレンスのチームが対戦する可能性もあるようです。
Sources: NBA has sent teams the proposal for 2021-22 season changes:
– 78-game regular season
– In-season tournament ($1M per player, $1.5M coaches pool for champion)
– Play-in tourneys for 7-8 playoff seeds
– Final 4 reseed in playoffs based on regular season records— Shams Charania (@ShamsCharania) December 21, 2019
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