ステフィン・カリー、カーHC「復帰はまだまだ先」

シーズン前はMVP候補にあげるメディアも多かったステフィン・カリー

今季は開幕から4試合目で手を骨折して以降、試合には出ていません。

ファンの期待していた活躍ができなかった原因は、本人のパフォーマンスにもありますが、ケビン・デュラントやアンドレ・イグダラがチームを離れ、ショーン・リビングストンが引退、クレイ・トンプソンやケボン・ルーニーといったこれまでのシステムに馴染んでいたチームメイトもケガで出場できなかったこと、そして新メンバーがカリーを中心としたシステムに苦労していたことがあげられます。

現在のウォリアーズは、ディアンジェロ・ラッセルを中心にしてこれまでとは大きく異なるシステムを採用したやルーキーやベンチメンバーが経験を重ねたことで戦力が揃わないながらも試合を成立させるレベルにまではなりました。

フロントコートを補強したいウォリアーズは、今年のドラフト上位候補であるジェームズ・ワイズマンを獲得するためにタンクを重ねてシーズンを終えるでしょう。

ただ、ややこしいのはカリーの復帰時期です。カリーはケガした直後に今季中−−春ごろの復帰を目指していると発言し、年が明けたころからギブスなどを外してシュート練習をこなしています。

タンクをしてドラフト上位指名権を狙いたいウォリアーズのフロントと、今季中に復帰して東京オリンピックに繋げたいカリーの思惑はおそらく一致していません。

一方、カリーの復帰時期についてスティーブ・カーHCは「まだまだ先」と発言したようです。2月1日に再評価されるとのことで復帰時期は少なくとも2月以降になるでしょう。