カンファレンス・ファイナルに進んだポートランド・トレイルブレイザーズ、若手を中心にチームを再建中のアトランタ・ホークスがキーとなるベンチプレイヤーのトレードを行うようです。
ESPNのAdrian Wojnarowski記者によると、両チームはエバン・ターナーとケント・ベイズモアをトレードするとのこと。
Portland is trading Evan Turner to Atlanta for Kent Bazemore, league source tells ESPN.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) 2019年6月24日
エバン・ターナーはポイントガード、シューティングガード、スモールフォワードの3ポジションをこなす器用なベンチプレイヤー。今季はフィールドゴール成功率46.0%、スリーポイント成功率21.2%、1試合平均6.8得点、4.5リバウンド、3.9アシストを記録し、4月にはフィールドゴール5/5、スリーポイント1/1で13得点、リバウンド11、アシスト10でパーフェクトのトリプルダブルを達成。ベンチからの出場としては史上初でした。
ケント・ベイズモアもシューティングガードとスモールフォワードで起用されるベンチプレイヤー。スリーポイントとディフェンスに優れた3&Dでまさにブレイザーズが欲している存在。今季はフィールドゴール成功率40.2%、スリーポイント成功率32.0%、1試合平均11.6点、3.9リバウンド、2.3アシスト、1.3スティールを記録しています。
ブレイザーズがプレーオフを勝ち抜けた要因のひとつは間違いなくロドニー・フッドとセス・カリーのスリーポイントでした。プレーオフのスリーポイント成功率35.3%のフッドはダガーも決めました。セスはリーグ平均を大きく上回る40.4%を記録。マークの強度が違うとは言え、スリーの確率は兄のカリーをも上回っています。
ただしこの2人はフリーエージェント。プレーオフで市場価値を上げたので2人ともブレイザーズで来季プレイするかはわかりません。マルチポジションでプレイできてスリーポイントも優れるベイズモアの獲得はブレイザーズが来季もプレーオフを勝ち進むために重要なキーになるはずです。
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