ペリカンズのフランチャイズ・プレイヤー、アンソニー・デイビス(AD)の移籍がついに決まりました。移籍先は希望先のチームと報じられていたレイカーズです。
レイカーズはロンゾ・ボール、ブランドン・イングラム、ジョシュ・ハートと2019年ドラフトの4位指名権、2021年ドラフトのトップ8プロテクト指名権、2024年ドラフトの1巡目指名権、さらに2023年、2025年ドラフトの指名権交換をペリカンズに放出したようです。
まさに大盤振る舞い。今年12月に35歳になるレブロンのためにすべてをかけた形です。レイカーズもまさか今年プレーオフを逃すとは思っていなかったのでしょう。レブロンがまだ元気なうちに、という思いがヒシヒシと伝わってきます。
今夏はレイカーズのチーム作りに注目
AD獲得後のレイカーズのロスターを見てみましょう。レブロン、AD、クズマ、ワグナー、ボンガのわずか6人です。KCPやカルーソ、ズバッツとトレードで獲得したマスカラ、ブルロック、ベテランのランス、ロンド、マギー、チャンドラーなどはすべてフリーエージェント。
どれだけのプレイヤーと再契約するのかはわかりません。イチからチームを作り上げるのか、何人かのプレイヤーを戻すのかは今後の注目ポイントです。
ヒントになるのはADが来夏プレイヤーオプションになるということでしょうか。ADがレイカーズに満足できなければ=優勝できない、もう1年プレイしても優勝が望めないと判断した場合はPOを破棄してフリーエージェントでチームを出ていくこともできます。そうなればレイカーズに残るのは2020年に36歳になるレブロンと愉快な仲間たち。ロッタリーの確率が変わったことでタンクからのチーム再建が難しくなったことを考えると、もうひとりの大物を狙いに行く可能性もあります。
噂されているのはカイリー・アービングやケンバ・ウォーカーです。
ただ、大物を獲得した場合、ロスターが手薄になります。スリーピートを狙ったゴールデンステート・ウォリアーズも選手層の薄さと、選手の酷使からくる怪我に苦しみました。一方、優勝したトロント・ラプターズは元々充実していたベンチがプレーオフを勝ち進むに連れてレベルアップしたことで絶対的王者を破りました。
当然、レイカーズもその姿は当然見ているはず。
鉄人だったレブロンも昨年の冬に大怪我をしました。獲得したADも頑丈ではなくデビュー以来、1度もフル出場していません。そして怪我が多いカイリーの組み合わせはかなり脆いと言えます。それぞれのプレイヤーが怪我したときにベンチから出てくるのはGリーガークラスになる可能性もあります。個人的にはカイリーよりも健康なケンバを狙った方が良いと思いますが、はてさてどうなるでしょうか
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