今季トレードの目玉とされていたアンドレ・イグダーラのトレードが決定し、マイアミ・ヒートに移籍すると報じられました。
イグダーラは2年3000万ドルで契約を交わしたとのこと。なお、2年目の2021-22シーズンはチームオプションですが、ヒートがマックス契約クラスの選手を獲得できなかった場合は15Mの契約が保証されるようです。
ダンカン・ロビンソンやケンドリック・ナン、タイラー・ヒーロー、バム・アデバヨといった若手をジミー・バトラーが率いてきたヒートは現在イースタン・カンファレンスの4位につけていますが、優勝を目指すにあたって不安視されているのはやはりプレーオフでの経験不足です。5年連続でファイナルに進み、ファイナルMVPも獲得しているイグダーラはまさに経験不足を埋めてくれる存在。
昨年のセミファイナルでは同点のスリーを狙うデイミアン・リラードを相手にクラッチスティール、ファイナルでは勝利を決定づけるクラッチスリーを決めるなど無類の勝負強さを誇ります。
また、ヒートのディフェンスレーティングはリーグ14位で優勝を目指すチームとしては物足りなさがあり、クラッチタイムでのFG%や3P%がリーグ中位から下位に落ちるなど勝負強さにも物足りなさがありました。イグダーラがこの穴を埋めてくれるでしょう。
なお、ヒートからメンフィス・グリズリーズにはジャスティス・ウィンズローを含むアセットが送られるとのこと。現時点では他に何を差し出すのかは明らかになっていません。
タイムライン
- 2020年2月6日イグダーラがヒートにトレード。2年3000万ドルの契約延長も
- 2020年2月4日アンドレ・イグダーラ、希望先にトレードされなければ今季全休か
- 2019年12月21日マーベリックス、アンドレ・イグダーラのトレード獲得はなし?
- 2019年7月8日ウォリアーズ、アンドレ・イグダーラの背番号「9」を永久欠番に
- 2019年7月4日アンドレ・イグダーラ、バイアウトされずトレードか
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