2015年のNBAファイナルでレブロン・ジェームズを抑えてファイナルMVPを受賞し、ゴールデンステート・ウォリアーズに40年ぶりの優勝をもたらしたアンドレ・イグダーラ
ケビン・デュラントをサイン&トレードでブルックリン・ネッツに放出。かわりにディアンジェロ・ラッセルを獲得したことで、ウォリアーズに上限のサラリーが完全に固定されるハードキャップが適用され、イグダーラがメンフィス・グリズリーズにトレードされると報じられていました。
なお、トレードの内容はグリズリーズが2Way契約のジュリアン・ウォッシュバーンを放出。ウォリアーズはイグダーラと共に2ミリオンドルの現金と1巡目指名権を送ることになったようです。なお、1巡目指名権は2024年の保証付きで、指名権が1位〜4位ならば2025年に持ち越され、さらに1位指名権になれば2026年に持ち越されるとのこと。
27歳のウォッシュバーンは昨シーズン18試合に出場していました。ポジションはスモールフォワードですが、ポイントガードやシューティングガードの経験もあるようです。
Sources: As part of the Andre Iguodala trade, the Memphis Grizzlies sent guard Julian Washburn (two-way contract) to the Golden State Warriors and received cash considerations ($2M) along with a first-round draft pick.
— Shams Charania (@ShamsCharania) 2019年7月7日
日本時間の7月8日にウォリアーズはプレスリリースを発行してアンドレ・イグダーラの放出を発表。共同オーナーのジョーレイコブは5年連続でNBAファイナルに出場し、3回の優勝を収めたチームの成功にイグダーラの存在は必要不可欠だった感謝を述べ、今シーズンから新しいホームとして戦うチェイスセンターで彼の背番号が掲示されることを楽しみしていると述べ、イグダーラの背番号「9」を永久欠番にすることを発表しました。
なお、ケビン・デュラントの背番号に関しては「(レイコブが)共同オーナーである限りウォリアーズで35番を付ける選手はいないだろう」と微妙な表現で欠番にすると発表しましたが、イグダーラに関しては条件なしの永久欠番になるようです。
この発表後、ウォリアーズはTwitterに感謝を示す動画を投稿し、ファンからは多くの感謝が送られています。
Andre, thank you
pic.twitter.com/YTLF97fxwP — Golden State Warriors (@warriors) 2019年7月7日
なお、アンドレ・イグダーラはグリズリーズにトレードされたあとバイアウトされると考える人も多くいましたが、その後トレードに出されると報じられました。イグダーラはTwitterで「Power to the people…」(みんなに力を…)と投稿するのみ。まだ本人も自分がどこのチームで来季をプレイするのかわからない状況にあるようです。
Power to the people…
— andre (@andre) 2019年7月7日
- 2020年2月6日イグダーラがヒートにトレード。2年3000万ドルの契約延長も
- 2020年2月4日アンドレ・イグダーラ、希望先にトレードされなければ今季全休か
- 2019年12月21日マーベリックス、アンドレ・イグダーラのトレード獲得はなし?
- 2019年7月8日ウォリアーズ、アンドレ・イグダーラの背番号「9」を永久欠番に
- 2019年7月4日アンドレ・イグダーラ、バイアウトされずトレードか
コメントを残す
コメントをキャンセル